2018/09/06 15:01

原文こちら 作者:闪电 翻訳:RYU
第0章 前書き

 現在BCHコミュニティの中で、CSW博士はBCHのプロトコルを安定させるべきと呼びかけた。賛同者もいれば、反対者もいる。反対者はBCHがもっとユーザー体験(ユーザーエクスペリエンス )を向上させ努力すべきと呼びかけ。現在、両派対立し、離婚騒動になっている。

第1章 電話網(インテリジェントネットワーク)とインターネット電話

 ガラケー使ったことがある方わかると思うが(使ったことない人も大丈夫、いまのスマホだって大した変わっていない)、携帯の通話サービスの中にこのような機能が存在する:

1)何分で何円かかる、何分を超えたら、別途料金いくらかかる。
2)ショートメッセージサービス(SMS)、何件までいくら、何件超えたら、別途料金いくら。
3)待ちうたサービス
4)  番号表示サービス (来電時、ディスプレイで相手の番号や地域などを表示させ、これも通信事業者がコントロールできる機能の一つ、以前有料サービスであったが、いまは大体無料でデフォルトになっている)
5)家族プラン(これも通信事業者がコントロールできる機能の一つ

 電話網(インテリジェントネットワーク)はとても機能豊かのネットワークである。携帯料金プランの中のサービスは全部このネットワークによって提供される、このネットワークはほぼすべてのユーザー体験をコントロールしている。
 このネットワークは認証ネットワークである。接続されたユーザーの電話番号、名前、住所なので情報を全て知っている。このネットワークは誰が誰と通話しているのも知っている。もし盗聴したいなら、可能である。電話網は非常に賢いネットワークである。

 これに対して、電話端末はとても愚かな設備である。端末自体は大した機能は持たない。強いて言えば単なるマイク+ヘッドホンである。いずれの革新サービスはこの賢い電話網によって作られ、ユーザーがほしい全ての機能は、この電話網の認証が必要あり、もしこの電話網がユーザーがほしい機能が存在しないなら、誰でもこの機能を使えない。

 今、我々は伝統意義上の電話通話を利用するよりも、ネット電話をよく使っている。例えば、LINE,Wechat,Skypeなど。通話だけではなく、テレビ電話だって普通に簡単にできる。

 このネット電話のサービスは、インターネットによって提供されている。インターネット自身はとても愚かな存在である。インターネットができるのは、一つの端末からもう一つの端末へデータを送るだけ。これは何のデータなのか、インターネットは全く知らない(知る必要もない)。もちろん、端末はどんな端末でかるかも知らない。インターネットはIPを知ってるだけ、だれが何をなんのために使ってるのは全く知らない。インターネットは愚かなネットワークである。

 我々は使っているインターネットを通じて提供されたすべての通信機能、(動画、画像、音声、GPSなどなど)、全ては端末側が提供された機能である。インターネットはこれらの機能について、無関心である。

 インターネットと電話網は、まったく違う設計である。インターネットはとても「愚かな」存在で、機能は極端単一、指だけでも数えるぐらい。対して、電話網もとても「賢い」存在、非常に多くの機能をコントロールしている。

 しかし、インターネットに接続する端末設備の機能は無限に多いに対して、電話網に接続する端末設備の機能は、非常に単調である。

 電話網の中で、如何なる新しい機能を追加したい場合、このネットワーク自体のプロトコル及び技術更新を行う必要がある。つまり、新規サービスの作り出すためには、この電話網自身の作り直す必要になる。

 しかし、インターネットの中で、新機能の作り出すは、端末によって作られる。想像もできないような機能がどんどん生まれる。しかも、この端末は、如何なるIoT(Internet-of-Things)ハードでも良い、エアコン、冷蔵庫、炊飯ジャー、などなど想像もできない機能もどんどん生まれる。如何なる新しい機能は、インターネット自身のプロトコル及び技術更新する必要全くない。

 我々は電話網は「賢いプロトコル+愚かな端末」、対してインターネットは「愚かなプロトコル+賢い端末」である。

第2章 Bitocoinは愚かなプロトコルの考えを基づき、設計された

 Bitcoin(BTCとBCH)は愚かなプロトコルである。その機能は、一言でいえば、簡単なスクリプトとメモの情報を使って、Bitocoin(UTXO)を一つアドレスからもう一つのアドレスに移転するだけ。Bitocoinネットワークは誰が何を何のために取引しているのはについて、無関心である。強いて言えば金額、サイズの大きさにも無関心である。

 Bitocoinのスクリプトはとてもシンプルである。Bitocoinのプロトコルを更新したくても、非中央集権の特性のため、非常に困難でもある。

 Bitocoinの機能は、端末によって作られるべき。ここでいう端末は、ウォレットのようなユーザーが必要となるソフトウェアとハードウェアを指している。例えばmemo.cash,理論上wormholeによってBCH上で如何なる新しい機能を実現することができる。

 イーサリアムはとても賢いプロトコルである。イーサリアムプロトコル自体が仮想マシンを含まれていて、この仮想マシン上で無限なる新しい機能を作られることが可能である。しかし、これが強みである一方、これによりチェーンの負荷も無限になり、スケーラビリティ問題が致命的な問題になる。

第3章 プロトコル思考と製品思考

 プロトコルの設計と製品の設計、完全なる違う方法論である。
 プロトコルは一つ体系内、全てのメンバーが共同で守る、使う約定である。大きく言えば、国家は一種のプロトコルである。小さく言えば、賃貸契約書も一種のプロトコルである。インターネットの世界で、一番有名なプロトコルはネットワークプロトコルである。異なる端末でお互いの識別方法、接続方法などはっきり定義し、異なる端末がこのプロトコルを遵守したこそ、相互の通信をはじめて実現する。

  製品は市場上、如何なる人が注目、獲得、使用する、或はユーザーの需要と欲望を満足させるものである。理解難しくない。

 プロトコルの設計は、より大きな予見性が必要とされ、設計者は潜在的需要が先に予見し、完成後できれば、不変保持すべき、簡単に変えないことについて努力すべき。このプロトコルの全ての参入者、利用者全員がこのプロトコルを遵守する必要があるため。

 対して、製品の設計は、より反復のアップデートが求められる。ユーザーの需要を追跡し、ユーザーの声を聴き、スピーティーなアップデートによって、ユーザーの需要や欲望を満足させる製品を作り出す。

 プロトコルはより企業側向け(To business)、企業側がユーザーの需要によって製品を作りだす。プロトコルは直接ユーザーへサービス提供しない。 しかし、製品の原動力は、ユーザーの需要によってい設計される。

 プロトコルは通常、共通性を持つ、ユーザーによって違うことがない。歴史、文化などの背景で違うプロトコル作らることはない。

 製品は、地域制限性がある。ユーザーの文化、地理などの要素によって、需要が異なり、よって製品も違いでており、多種多様になる。

 プロトコルはネットワーク効果があり、すなわち競争によって最終的に一つに統一されることになる。(ほか全部死ぬ。)

 製品の競争も激しいですが、一つに統一され、ほか全員死ぬ局面は中々ない。
 ユーザーは製品を選ぶことできますが、プロトコルを選ぶことはできない。
 インターネットはプロトコル考えの産物、対して、電話網は製品考えの産物である。

さぁ、Bitcoin Cashは、プロトコルであるか?それとも、製品である?




第4章 貨幣は一種のプロトコルである

 第3章を参考しすれば、貨幣は一種商業的なプロトコルであって、製品ではないことがわかる。
 まず、貨幣は安定である必要がある。貨幣のデザインはどんどん変えることはできない。一つバージョンが出たら、少なくとも十年間そのまま使われる。AlipayとWechatPayとLinePayは、製品である。全て法定通貨であるプロトコルに基づき、設計された製品である。

 貨幣は共通で使う必要がある、ユーザーが選択権ほぼない。中国にいれば、人民元を使われる。ドルが使えない。貨幣はネットワーク効果がある、商業上、異なる貨幣で同時に使われることはない。最終的にみんな同じものを使う。例えば、国際貿易はドル、中国国内なら、人民元。例えドルが人民元より優れているだと知ったとしても、国内なら人民元しか使えないのは現実である。

 Bitcoin Cashは一種の貨幣である。貨幣は一種のプロトコルである。BCHが安定性が必要、簡単に変えることは許されない、仮にユーザーがこれがほしいとか言われても、安定性が破壊される対価を払うまで、ユーザーを満足させることは許せない。

 BCHはプロトコルであることはユーザーを取り入れることの阻害になってましたか?我々は愚かなプロトコル+賢い端末の設計が必要である。BCHを賢い端末を対応する愚かなプロトコルに設計すべきである

第5章 Bitcoin Cashは愚かなプロトコル,BCHの生態系は賢い端末

 BCHを安定的な愚かなプロトコルに設計し、同時に解放的なインタフェースを用意する。最も典型なインタフェースはOP_Returnである。OP_Returnによって機能豊かなサービスを作ることができる。例えば、wormhole。

 BCHの生態系がBCHのベースレイヤの安定さを利用し、レイヤ2で自由な創造が実現できる。この創造の主体は生態系の中にある全ての企業と個人である。万が一でなければ、十分な議論と論証がなければ、ベースの改修をすべきではない。

 どうやってこのシステムを設計するか。現在、このシステムが前述のような愚かなプロトコルという属性あるかどうか。これは非常に挑戦的な問題である。次の文章で私は考えを整理し、回答できるように努力する。

第6章 最後に

 一緒にBCHを愚かなプロトコルにしていきましょう!これは既存世界を変え、人類文明を新たな発展に推進する偉業である